施設長あいさつ
いちのみやケアセンター施設長 三塚 繁
令和1年10月1日に着任して以来約2年半が経過いたしました。この間に、新型コロナ感染症拡大の脅威と闘いながらも、いちのみやケアセンターでは様々な改革を進めてまいりました。この度、本ホームページがリニューアルされるにあたり、いまだ途上ではありますが、行ってきた改革の一端をご紹介させていただきます。
いちのみやケアセンターの理念である「夢を語り合える介護施設」を実現するために、地域住民の皆様とのつながりをまず第一に考え、令和3年1月には桃の里居宅介護支援センターを立ち上げて地域の皆様のご要望を把握することから始め、同時にリハビリスタッフを大幅に充実させて、これまで小規模に運営していた通所リハビリテーションを拡充するとともに、訪問リハビリを開始して、在宅でお困りの方にリハビリテーションを提供する活動を行ってまいりました。
いずれの活動も、充実したリハビリによって歩行能力の改善や在宅での生活レベルの向上という成果を得てご利用者様、ご家族様に喜んでいただいております。
一方、従来からの基本的なサービスである入所に関しては、長期入所のご利用者様中心の運営から脱却して、農繁期や冬季の期間入所を繰り返して利用していただける体制を整備するとともに、ご自宅で介護をされている方に、急なご用事が発生したり、介護による疲労を癒していただく目的で短期間要介護者をお預かりするショートステイを充実させました。いずれも、ケアセンターの近隣にお住いの方々にご好評をいただいています。
現時点で新型コロナ感染症の猛威は収束しておりませんが、この厄災のために延期せざるを得なくなっている地域貢献策としての、地域高齢者に向けた介護予防や認知症予防の教室、高齢者家庭(ご夫婦、単身を問わず)のサポート活動などについても、今後実行に移していきたいと考えています。
このように老健(介護老人保健施設)は、高齢者福祉の場面で多様な役割を担うことのできる施設として、皆様のご理解とご協力を賜りながら地域での枠割を果たしていく所存です。老健についてご理解をいただくための参考として、全国老人保健施設協会が発行しているパンフレットを下に掲載いたしますので、是非ご覧ください。
参考資料(ダウンロードできます)
期待される老健の役割 (2022-03-04 ・ 3994KB) |
老健って何?パンフレット (2022-03-04 ・ 3591KB) |
介護予防サロンパンフレット (2022-03-04 ・ 2577KB) |
転倒予防パンフレット (2022-03-04 ・ 1059KB) |